TOP > お知らせ > 総合実習ⅠA・D(2年演劇)履修予定者へ

2020年度の2年総実(演劇)は以下二つを予定しています。登録希望者は、下記演出ノート等を参考に、どちらかを選んでください。キャスト・スタッフ共に、両方を同時に履修することはできません。


① 総合実習ⅠA   『未知なる世界』 

原作 : モリエール『亭主学校』より 

上演台本 / 演出 : 中野成樹 

上演日:2020年9月24日(木)~26日(土)


② 総合実習ⅠD   『君がいた景色』

         作 : イ・ボラム  演出:大澤 遊 

         上演日:2020年10月8日(木)~10日(土)


▶全員

 登録希望者は、google classroomの「総合実習ⅠA・D(共通)」のクラスに5/7-8を目途に参加してください。

クラスコード:xrzy6g6


▶︎出演者オーディションについて

今年度の、総合実習ⅠA・Dの出演者オーディションは、書類選考とします。

各総実に出演を希望する学生は、下記よりエントリーシートをDLし、提出先へメールしてください。DL等に不具合のある者は、下記情報をメールに記載・添付し提出してください。


◎エントリーシート記載内容

学生番号、氏名

第一希望、第二希望(2年生でⅠAとⅠDを併願する場合のみ)

身長、普段の服のサイズ(S・M・Lなど)、靴のサイズ

好きな演劇・劇団

作文「演技をする際に大切にしていること」(800字程度)

顔写真と全身写真(添付)


締め切り:2020年5月4日(月)まで

提出先: ⅠA・Dとも、件名を「総実ⅠA・D出演エントリー」とし、

moriyama.fumi@nihon-u.ac.jp まで

結果:2020年5月12日(火)を目安にgoogle classroomの授業タブにて発表




▶︎スタッフについて

 classroomへの参加時を目途に、希望の部署(演出補、装置、照明、小道具、衣装、音響、舞台監督、制作、など)を申請してもらいます。方法などはgoogle classroomにて連絡します。

 


▶︎ⅠAあらすじ・演出ノート


『未知なる世界』(モリエール『亭主学校』)あらすじ

 17世紀フランスの喜劇作家・モリエールの『亭主学校』を原作としています。許嫁を過度に束縛する傲慢な男スガナレルが主人公。それを鬱陶に思う許嫁イザベルは、あの手この手を用い、別の若い男オラースと結ばれようと奮闘します。周りの人々の理解・協力を得て、この「脱出作戦」は秘密裏に成功します。そして、最後の最後、ことの顛末を知ったスガナレルの言った一言とは...? 約45分。


『未知なる世界』演出ノート

 一回の上演で、同じ話を二度繰り返しパフォーマンスしたいと思います(45分×2)。一度目のパフォーマンスは、観客にとって「はじめてのこと」ですが、二度目は当然「すでに知っている」ことを観ることになります。

 二度目のターンの際、おそらく観客は最初の3分で、「あれ、同じ話がはじまってるな...」と理解するでしょう。続けて、「じゃあ、どこかで、話が変化するのかな...?」と興味を持つ人もいるかもしれません。しかし、観すすめるうち、それぞれのタイミングで、「ああ...これはきっと同じ話が繰り返されるんだな...」とそれなりの数の人が察知するのではないでしょうか。正解です。今回は、同じ話が粛々と繰り返されます。しかし、その一方、あくまでもそれは『未知なる世界』でもある。厳密にいえば、『未知なる世界』の一部である。

 私たちは、すでに皆それぞれ色々なことを知っています。猫はかわいいとか、ケーキは甘いとか、9割の恋人は別れるとか、友情はあるとか、ないとか、地震はおきるとか、空は青いとか、知っていることだらけです。それでも、依然として新しい世界を生きてもいる。知っていることを、知り続ける。その繰り返しの果てに、ほんのわずかな進化がきっとある。原作はバカバカしい喜劇ですが、それを繰り返すことにより、進化の可能性やそのじわじわした速度について、少し壮大な話ですが、たどり着ければな、と。   

登場人物は(男4、女3)×2を予定しています。



▶︎ⅠDあらすじ・演出ノート


『君がいた景色』(作:イ・ボラム)あらすじ

 母校で教師として赴任した新人教師のジャヒのもとに、学生時代に集団いじめによって自殺したクラスメート(ヨンフン)のお母さんが訪れ、学校側に対していじめへの責任を問う裁判が進行中であるので証人として参加して欲しいと頼まれる。ジャヒは過去と現在の間で悩み始める。教育者として、ひとりの人間として、そして友達として。

 集団いじめの被害者と加害者、また傍観者たちの13年後の物語。



『君がいた景色』演出ノート

 韓国で2018年に上演された作品の日本初演。『少年Bが住む家』で作家のイ・ボラムさんと出会い、彼女の書く物語の力強さや人間に魅力を感じました。

 この作品もテーマは違えども、現代韓国の問題を浮き彫りにし、その中で生きる人々を多面的に捉え、読む人または観客に訴えかけてきます。これは韓国に限るものではなく、全世界共通、特に日本でも抱える大きな問題(いじめ)がテーマになっています。テーマは重たいけれど、それを決して押し付けてくる訳ではなく、人間を丁寧に描いているのがイ・ボラム作品の魅力です。

 戯曲と韓国の現状をしっかりと読み解き理解し、作品の魅力を立体化していく過程を学生の皆さんと楽しんでいきたいと思っています。出来上がったばかりの翻訳で、まだまだ読み込めていませんが、どのような舞台空間を作るのか、書かれている時間軸をどう表現していくか、登場人物たちをどう活かしていくか、課題は山積みです。ボラムさんからの課題に一緒に向き合い創作していく仲間たちと出会いたい。

 ちなみに登場人物は9人(女6人、男3人)です。


以上

エントリーシートのダウンロードは以下より